幸せになりたいけど 頑張りたくない

実家暮らしアラサー女のブログ。「言語化能力を鍛えるため」という大義名分で更新されるが中身はくだらない。たまにコスメ・映画レビュー。

実は爪のケアちゃんとしてますよって話

f:id:almostcinefil:20210423194133j:plain

(c)kiri子

なにをやってもあか抜けないので、服とかメイクとかオシャレ女子が大好きなことには興味ないように見られるけど、爪のケアはわりとちゃんとしている。爪のケアをするようになったのは「女の美意識は毛先、指先、つま先に出る」っていう誰かの名言を聞いたのがきっかけだった。確かシャネルの名言だったと思うけど、自信はない。でも当時その3点に全く気を遣っていなかったのが恥ずかしくなったのはおぼえてる。それから周りの女の子たちをこっそり観察した。確かにあか抜けていてキレイな子はみんな、毛先、指先、つま先まで手入れがいきとどいていた。「私もそこに気をつければあか抜けるかもしれない」という期待と、「そこに気を遣っていない女子を出し抜けるかもしれない」という汚い計算があった。

爪やすりは表面のデコボコを平らにするものと、磨いてツヤを出すものの二つ持っている。爪やすりってピンキリで、安いのもあるなか高めの物を買うのは躊躇したけど、かれこれ5年以上使っているのでコスパは非常によい。使い始めの頃こそ面倒だったものの、ほめられなくても爪はキレイな方が気分がいいので、気づけば自分から進んでケアするようになっていた。今ではケアをする前の自分の爪がどんなだったか、思い出せない。

コロナが流行り始めて人に会わなくなってから、徐々にケアを怠るようになっていった。「自分のために」と思っていたけど、結局は人の目を意識していたんだと気づいた。磨いたところと磨いていないところが半分ずつぐらいになったところで、さすがに気持ち悪くなって磨いた。終わったときとても気分が良かった。せっかくだから、とネイルも塗った。やっぱり爪がかわいいの、いいな。一番お気に入りのネイルがなくなってきていて、ハケに取りにくいからもう新しいの買おうかな。とウキウキしたものの、塗った次の日には毎回欠けてしまう。塗って数日たった今日の指先は、私史上最低の汚さだ。大学生の頃、気の合わない女の子のネイルがぼろぼろになっているのを見て「そんな汚い状態で放置するぐらいなら最初から塗るなよ」と思った人の爪とは思えない。今日お風呂入る前に絶対落とそう。