幸せになりたいけど 頑張りたくない

実家暮らしアラサー女のブログ。「言語化能力を鍛えるため」という大義名分で更新されるが中身はくだらない。たまにコスメ・映画レビュー。

10年以上に及ぶ肌荒れとの戦いに勝つまでの記録

自慢じゃないが10代後半から肌荒れに悩まされてきた。けどこないだ「そういえば最近ニキビできなくなったな」と気づいた。年齢を重ねたから、というのもあるかもしれないが、この「ニキビがないのが当たり前」の状態に至るまで様々なスキンケア方法や化粧品を試した。もし昔の私のように悩んでいる人がいて「その人にとって参考になったら」と思い、これまでにしたこと、その中でも有効だったと思うことをまとめることにした。「ニキビがなくて当たり前」に至るまでの道のりを知りたいという方は「肌荒れのピーク」以下もどうぞ(長いけど)。

この記事が誰かの救いになったら嬉しい。

 

肌荒れに有効だったもの

・肌に刺激を与えない

こすらない・必要以上にさわらない。肌を劇的に変えるコスメは恐らくないので、あれもこれも使うのではなく、肌を乾燥させない必要最低限のスキンケアで済ませる。

洗顔に石鹸を使わない

20歳を過ぎてからはこれが私には一番効いた。石鹸(純石鹸も含む)を使った洗顔はせず、ぬるま湯でパシャパシャするだけで十分。化粧した日もクレンジングのみで済ませる。上にも書いたように、こすらない。手が肌に当たらないように注意。

・体を冷やさない

腹巻きを常時着用。ウンナナクールで切り売りしてるやつがオススメ(600円ぐらいから。30cmあれば充分)。飲み物はいつもホットを注文。

・便秘解消

トイレに行きたくなったらガマンしないで行く。もう何日も出てないときは便秘改善に効果があるツボを押す。「便秘 ツボ」でぐぐるといろいろ出てくるので、試して自分にあったものを見つけること。ちなみに私は、天枢(てんすう。おへそから指3本分外側にあるツボ)が効いた。押した瞬間腸が音を立てて動き出すのでオススメ。

・睡眠時間の確保

10代の頃、23時前に布団に入るようにしたら肌荒れがかなり改善された。

・タンパク質の摂取

麺類とパンが大好きなので気づくと炭水化物ばかり摂取している。体を構成しているのはタンパク質なので意識してタンパク質を食べよう。それが難しい場合はプロテインを毎日飲もう。知り合いの健康オタクいわく、ソイプロテインが最強らしい。人工甘味料など入っていないものが安心だけど、味が劣るのが難点。Amazonでいろいろ買って飲んでみた結果「九州アミノシェイク ソフトプロテイン」のカカオ味が一番おいしい。

・皮膚科に通う

上にも書いたように、肌を劇的に変えるコスメは恐らくない。ニキビ治療に定評のあるプロに任せよう。時間もお金もかかるし「これ通ってる意味本当にあるの?」と思う時もあったけど、根気強く通おう。

・ピルの服用

肌荒れが特にひどくなるのは生理前だった。年々ひどくなるPMSも何とかしたかったので飲み始めたら、生理前に肌が荒れることはほとんどなくなった。コストと副作用が心配だったけど、1ヶ月3000円程度だし、今のところ副作用もないので飲み始めて良かった。

 

肌荒れのピーク

私の肌荒れのピークは19歳の時で、この時の肌荒れの原因は人間関係のストレスだった。同級生との人間関係、当時好きだった先輩からなかなか返ってこないメール、話したいことを話せる人が周りにいない、とのストレスからアゴニキビが大量出現して一向に引かなかった。しかもニキビの中で最も厄介な赤ニキビ。最早「アゴニキビがたくさんできている」というより、「アゴ全体が真っ赤」に見える状態だった。

どうしても外に出たくなくて、人に会いたくなくて、でも学校には行かなきゃいけなかったのでマスクをした。肌悩みとも人間関係の悩みとも無縁に見える、肌がつるつるのキレイな女の子たちに囲まれながらの学食は地獄だった。そんな状態だったから、好きな先輩とすれ違っても、話しかけるどころか挨拶もできなかった。きっと相手は「無視された」と思ったことだろう。もちろんこの恋は終わるどころか始まることさえなかった。

 

20代になってから肌荒れは少し落ち着いた。相変わらずニキビはできるものの、ピーク時ほどではなかったので、深刻に悩んではいなかった。でもどこかで「ニキビがないのが当たり前になりたい」と思っていた。

ちょうど「青ニベアとドゥ・ラ・メールのクリームの成分が同じ!」とニベアの青缶がバズった時期だった。ホントかウソかはともかく、私も「どれどれ」と使い始めたものの、一向に肌がキレイになる気がしなかった。そんな私の耳だったか目だったか忘れたが「肌断食」の文字が飛び込んできた。なんでも、美容液やクリームといった従来のスキンケア用品を使わない超シンプルスキンケアで、慣れるまでは肌が荒れたり赤みがでたりといったトラブルが起きるものの、慣れてしまえば肌が超絶キレイになる上に毎日のスキンケアがラクになるという、当時の私にとって願ったり叶ったりの魔法に思えた。

調べてみると、シャンプーや洗濯用洗剤までこだわる方法があったり、化粧水は使うという人もいたりと様々だった。その中から私が選んだのは「宇津木式」と呼ばれる宇津木龍一さんが提唱している方法で、早速宇津木さんの本を買って読んだ。簡単にいうと宇津木式は、純石鹸での洗顔、白色ワセリンのみでの保湿、日焼け止めは低SPFを日常使い、を推奨していて、それまでのスキンケアを一切断っていきなり宇津木式を実践した。

 

宇津木式を実践した結果

宇津木式は2、3年続けた。慣れるまでは上にも書いたようなトラブルが起きた(いきなり宇津木式を実践するのではなく、徐々に使うスキンケア用品を減らしていけば良かった)が、慣れてしまえばスキンケアにかける時間・手間・お金は格段に減ったし、新しく発売されるコスメ情報に振り回されることもなくなった。

しかし残念なことに、劇的に肌はキレイにならなかった。私が宇津木式を試したのは「劇的にキレイな肌にするため」だった。一番欲しかったものは手に入らなかったものの、コスメにお金をかけることにバカバカしさしか感じなくなっていたため、宇津木式を続けることにした。

宇津木式をやめた原因は肌荒れだった。ピークの時ほどではないが、またアゴに出来物ができた。それもニキビとはやや違う、中に大きなしこりがあることは明らかな、謎の出来物だった。皮膚科に通っても、もらった薬を塗っても治る気配がなく、おかげで私のアゴはその部分だけ少しふくらんでいるという、ちょっとおもしろい感じになっていた。住んでいた所は田舎で、通える範囲にある皮膚科は一軒しかなく、誰を、何を頼ればいいのかわからなかった。当時勤めていた職場の直属の上司に並々ならぬ殺意を抱きながら仕事をしていたのが原因だと思う。

 

話はそれるが糞(カタカナ表記ではなくあえて漢字表記によって糞ぶりを強調したいぐらい糞)上司の話をさせてほしい。この糞は異常にキャパが狭く、自分の仕事で手一杯の時は人の話を聞けず、聞けないなら聞けないでそう言ってくれればいいのに言いたくないのか、はたまた自分のキャパの狭さを自覚していないのか、部下からの真剣な仕事の相談に適当に返事をするという厄介極まりない人物だった。この糞がとても人の上に立って指示や教えを与えられる器の持ち主でないと気づくまで、無駄な作業とやり直しに多大な労力と時間を割いた。しかも「自分はそんな指示をしていない」という得意技・記憶のすり替えによって、全部こちらの責任にされるという今どきドラマでも見ないようなオプション付きだった。辞めた会社からの連絡なんてノーサンキューだけど、この糞の死亡だけはご一報ください(できるだけ無残な死に方をしますように)。

 

宇津木式 メリットとデメリット

◯とにかくラク

美容雑誌を見ると、導入液→化粧水→美容液→乳液→パック、が当たり前のスキンケアの手順として書かれているが、毎日この工程をこなすのはわりとしんどい。宇津木式は洗顔→白色ワセリンで保湿→オシマイなので、時間も手間も省ける。旅行に行く時の荷物も少なくすむ。

△お金がかからない

使うのは純石鹸・白色ワセリン・日焼け止めの3点のみなので、基本的にお金はかからない。がメイクに使えるコスメは石鹸で落とせる、いわゆるミネラルコスメのみ。価格の高いものが多いミネラルコスメを揃えるとかなりの出費になると思われるので、メイクアイテムも含めるとお金がかからないとはいえない。

△石鹸で落とせるコスメは石鹸で落とせない?

これ真剣に聞きたいんですけど「石鹸で落とせる」と宣伝されているコスメってホントに石鹸で落ちます?落ちなくないですか?私の洗い方がまずいのかもしれないけど、一度も落とせた試しがないんですよ、「何か残ってる」感が常にあるんですよ。きちんと落とせないもんだから翌日の化粧ノリにも影響してきてパウダーをのせようもんならパッサパサの肌になるんですよ。そんなんだからメイクが最高につまんなくて、すっぴんにマスクして出社してましたわ(ダメ社会人)。

×使えるコスメが限られる

上にも書いたように、使えるのは石鹸で落とせるコスメのみ。いろんなコスメを試したい・新商品は片っ端から使ってみたい、という人にはキッツイ縛りだと思う。実際宇津木式を実践している時「メイクって楽しい♪」と思ったことは一度もない。

×肌が硬くなった

人差し指でほっぺたを押すと、押したところだけ凹みますよね?あれがほっぺた全体が凹むっていうんですかね、健康な肌をFF10の画質に例えるなら当時の私の肌はスーパーマリオブラザーズ並のピクセル数でした(FFの記憶が10で止まってる平成生まれ、他にもいるよね?)。あと継続していくうちに手触りがザラザラになって、最終的にゾウのお尻と間違うほどになったのもダメージでかかったですね。

 

宇津木式をやめたその後

金はたまらないのにストレスばっかり最高にたまる仕事を辞めて宇津木式もやめた。ゾウのお尻をせめてサルのお尻にしたかったし、メイクをちゃんと落としたかったし、メイクもしたかったし、話題になってるスキンケア用品も試したかった。田舎を出て実家に帰り、ニキビ治療に定評のある皮膚科に通った。2年ぐらい前からもらっている漢方薬を飲まなくても肌が荒れないと気づいてから、ようやく肌荒れとの戦いに勝利したと思えた。コスメをとっかえひっかえし、使い心地が気に入ったものを使い続けていたら肌の状態が安定していた。かずのすけさんのブログと川上愛子さんの「皮膚常在菌ビューティ!」にはかなり助けられた。今使ってるスキンケア用品も書くつもりだったけど、めちゃくちゃ長くなったからまた今度にしよう。