「YouTuberが31人も集まってパーティー」というニュースを見た。「あちゃーやっちゃったねー」と、気が緩み始めた自分を棚に上げながらニュース記事を読んだ。泥酔しただらしない姿を撮られているYouTuberもいた。顔出しで活動するとこんな姿も全国に発信されちゃうんだな、うへぇ。顔出ししてると日頃から大変なんだろうけど、特別かわいそうとは思えず。だらしなかったり明らかに年相応でない振る舞いをしたりする人は好意的に見れない。自分が好きなYouTuberもパーティーに参加していたのはちょっとショックだった。
自分も気が緩んでいるから非難できる立場ではないし、友達がいる人は気軽に会えないこの状況に限界が来ているでしょう。でも旅行を我慢している人とかイベントがことごとく中止になっている子どもと保護者、入学したのにいまだに同級生にリアルで会えていない大学生、なにより医療従事者からしたらブチギレ案件。気が緩んでいる身からしても31人はレベチというか規格外というか。しかも最も感染が広がるシチュエーションとされている飲み会とカラオケ。
「友達の誕生日パーティーに参加したことについては反省していない。参加するのは自己責任だと思う」と言ってパーティーに参加したことを謝らなかったYouTuberもいたみたいだけど、「自己責任」って言えるのはコロナに感染しても医療従事者の力を借りず、自分一人で対処できる人だけじゃないかなぁ。「悪いと思ってないから謝らない」って姿勢は誠実といえば誠実だけど。
参加したYouTuberが上げている謝罪動画を見ると、髪を結んでスーツかシャツを着て白い壁を背にした真顔のサムネばかりで、ちょっとおもしろいと思ってしまった。謝罪動画のサムネの定型っていつ頃できたんだろ。定型ができあがると「とりあえずこれ守っとけばOK」って思考停止できるけど、それもなんだかなぁ。
前に松本人志がテレビで「酒でやらかした芸能人が素面で謝罪会見開くのはおかしい。べろんべろんに酔った状態で『もうね、もう酒なんて飲みたくないですよ！』ぐらい言わないと説得力がない」と言っているのを聞いて「確かに」と思った。実行したら大ひんしゅくだろうけど、ちょっと見てみたい。
と、誰にでも書けそうな感想終わり。2021年上半期のベスコス動画見よーっと。
