この数日死にたい気持ちがずっと消えない。
「死にたい」と思うことは日常茶飯事でも、数日しないうちにケロッと元に戻っていたのが、なぜか今回はうまくいかない。
少しは吐き出せば消えるかと思って今パソコンに向かっているのに、うまく言葉が出てこない。
死にたいと思いながら死なないのは借金が残っているからだ。それもわりとでかい額の。
ただでさえ自殺したとなったら親は驚くだろうし、そこに追い打ちをかけるような真似はしたくない。
せめて自分ができることはして、立つ鳥跡を濁さずこの世を去りたい。
今の私は視界が狭くなっている。自分でもわかっている。
でも自分がひどく劣っている人間だという感覚が消えないし、自分が何の魅力もない人間だというのは事実だ。
きっと私の悩みを聞いて「そんなことで」と思う人もいるだろうし、「気にしなくていいのに」と言う人もいるだろう。
けど私にとっては「そんなこと」程度で片付けられない問題だし、気に「している」のではなく気に「なる」のだ。
気にならなくなってもその問題はどこからか私の視界に入ってきて、私がみじめで劣っている人間だという事実を突きつける。
今の状況を変えるためにできることはいくつかあって、その中から自分ができそうなことをやってみるつもりではいる。でもどうせうまくいかない。わかったうえでやってみても「今回もダメだった」とますます自分が嫌になる。
期待なんてあとでガッカリするだけだからしないほうがいいと思っていたけど、案外できたままでいたほうが良かったのかもしれない。
この数日、自分の手首にカッターを深く突き刺して血管をザクザク裂く妄想ばかりしている。
実際手首を切ったことがないので、どの程度血が出るのか知らない。だからその後のことをうまく想像できない。
死ぬためには空気に触れただけで激しい痛みを感じるぐらい手首を深く切らなければいけないらしい。痛いのはいやだ。