幸せになりたいけど 頑張りたくない

実家暮らしアラサー女のブログ。「言語化能力を鍛えるため」という大義名分で更新されるが中身はくだらない。たまにコスメ・映画レビュー。

処女、捨てられませんでした

この数ヶ月で出会いの場に行って50人近い男性と会ってきた。

自分も望んで連絡先を交換できたのはわずか6人。

戦果ショボ。自分でも思う。でもまともな恋愛経験がない私の精一杯である。

連絡先を交換した人のうち3人とは食事に行って、そのうちの1人とは数回行った。

その人の名を仮に「タッカルビ」としよう。初デートでチーズタッカルビをおごってくれたからだ。

私は少なからずタッカルビに好ましい感情を抱いていた。

「抱いていた」

過去形である。そのわけは今から話す。

 

タッカルビとは数日前に会ってそれきりである。

私から連絡をしたが、いまだに返事はない。多分一生ないだろう。

恋愛感情を抱いていないのに連絡したのは、彼と恋愛関係になりたいからではなく、あまり公に言えない理由があったからだ。

いわゆる“ヤリモク”である。

なんで恋愛感情を抱いていない相手にそんな理由で連絡を取ったのかというと、アラサー処女という爆弾を抱えているからである。

今まで出会った男の人には「嘘ついてもどうせバレるだろう」と思い、正直に男性と付き合った経験がないことを告白したのだが、まぁ引かれる。普通に引かれる。

めっちゃ質問責めされてとっても嫌な気持ちになったし答えに困る。

「どうして?」って、私が一番知りたいよ。

でも引く気持ちはわかる。「だよね」って思う。

私も自分のこと棚の上にぶん投げて言うけど同い年の童貞とか絶対嫌だ。

同族嫌悪であるのは百も承知で「なんか問題あるんだろうな」って思っちゃう。

自分に心当たりがあるから、なおさらそう思う。

だからといって引かれて傷つかないかというと、そんなことはない。

こういった事態に何回か遭遇し

「もしかしてこれから私は付き合うことすらできないのでは?」

と思うようになった。

というかそうなってる。

私に何か他の問題があるのかもしれない。

でも私は今のままでいる限り自信を持てないし、そういった自信のなさは絶対に相手に伝わる。

自信のない人間はどこか気持ち悪い。

そんな絶望的な状況で出会い、男性と付き合った経験がないと明かした後もデートできた唯一の相手がタッカルビだった。

すげぇ。すげぇよタッカルビ。仏だよ。

本気でそう思っていた。

「もしかしたら人生初の彼氏ができるかも」

突き落とされるとも知らずにウキウキしていた。

 

数回目のデートでこれまでの恋愛について話している時、タッカルビが言った。

「付き合ってからセックスするのはちょっと。今までも先に相性を確かめてきた」

何を言われたのか理解するのに時間がかかった。

私はお互いが納得していれば、付き合う前であろうとセックスしたいならすればいいと思うし、そういう考えを否定するつもりは全くない。

セックスレスが離婚の原因になるぐらいだから、大事なことなんだろう。

でも私は「体の相性」と言われても何もわからないし、相性を確かめようがないことはタッカルビもわかっていたはずだ。

それなのに、この人はこんな話を私にするのか?

仮にこの人としても私は一方的に試されている気分になるだろうし、相手がどう思ってるかが気になって不安で仕方ないだろう。

そんな思いまでして、しなきゃいけないことなんだろうか?

そんなことを言われて私がどんな気持ちになるか、この人は考えないのだろうか?

「私は付き合ってからしたい」

湧き続ける疑問をなんとか無視してそう言った。

言い終わるか言い終わらないかのタイミングでかぶせるようにタッカルビが何かを言った。

何を言われたのか忘れたし、もしかしたら私の声が聞こえていなかったのかもしれない。

タッカルビを悪人として吊るし上げたいわけじゃない。

単に私の状況と彼の希望が合わなかっただけだし、付き合う前にセックスするのが問題なのではない。

タッカルビの態度だ。

「この人は私の気持ちを尊重するつもりが微塵もない」

そうとしか思えなかった。

それからタッカルビのやたら髪をさわる癖や厚い唇の形、頬にあるほくろがなぜか目に付くようになった。

「もう会わないほうがいい」と思った。

でも私には選択肢がない。爆弾も抱えている。

時間が経てば経つほど重くなる爆弾を。

この人ならこの爆弾を解除してくれるかもしれない。

そう思っていたけれど、それすらもう無理なようだ。

嫌悪感を抱きつつある相手としたところで何も変わらないだろうけど、一生このままは嫌だし今さら「初めては好きな人とがいい」なんて夢見てない、でもあの態度は…とぐるぐるぐるぐる考えた。

「ずっとこのままだったらどうしよう」

そう思って昨日は久々に死にたくなった。

死ぬまでにあと何回こんな気持ちになるんだろ。

とにかくどこかに吐き出したかった。

今年の誕生日が憂鬱だ。