久々に外に出てネジが外れたのか、いろいろ注文してしまった。化粧品と服と服飾雑貨、しめて5点。そして今朝「やっぱり欲しい…」という気持ちを抑え切れずにアクセサリーも注文してしまった。アクセサリー、確か今月頭に買ったばかりのはず。断捨離して「新しい服買うの控えようかな」って思ったはず。「これだけ買ったんだから当分アクセサリーは買わない！」って決めたはず。私の誓い、どこ行った。
それでも買い物してうれしくなったのは久しぶりだったので、後悔はしていない。ちゃんと予算内に収まっているし（よ、買い物上手！）。手持ちの服とどう組み合わせるか考えて楽しい気持ちになったのなんて、何年ぶりだろう。前は「これなら変ではないし、仕事の日も着ていけそうだから」と適当に選んでいた。適当な選択にときめきは皆無だったけど、そんなことにすら気づかなかった。恋人も友達もいないので、こんなご時世であろうとなかろうと人と会う予定がないのに、服選びや化粧品を試すのが楽しい。むしろ誰かと会う予定があるときより楽しい。完全に自己満。
化粧品はアイシャドウベースとリップ下地を注文した。リップ下地はネットで「マスクに付きにくくなる」「リップの色が長持ちする」と評判なのを見て気になっていた。お店でギャルギャルしい美容部員さんに声をかけられたときはちょっとビビったけど、「ギャルは意外といい子が多い」説の正しさを実感した経験があるおかげで、落ち着いて話せた。まぁ普通に考えれば見た目だけで人のことなんてわからないから、ギャルに限った話じゃないんだけど。
アパレル店員さんとか美容部員さんって、人目を意識する仕事だからどんどんあか抜けていくんだろうなぁ。「あか抜けるには人目にさらされる機会をつくるのが一番手っ取り早い」と頭でわかっていても実行に移さないので、私は自己満の域から抜け出せずに人生を終えると思う。
帰ってきてからは物欲の勢いに任せて、この頃私を悩ませている「MacBookとiPad、どっち買う？」問題にケリをつけることにした。用途と目的を書き出し、今買うのはどちらがより適しているのか、実際に使った人の記事や検証動画を見た。結果、iPad Air4の256GBを買うのが一番良さそう、という結論に落ち着いた。それにしても使うかどうか微妙なApple Pencilの性能の違いすら細かくチェックするんだから、欲というのは恐ろしい。実際に買うかどうかはまだわからないけど、「欲しい」という気持ちはすくすく育っている。今の私に楽しさとか幸せとか迷いとかの感情を与えてくれてるのは、もしかしたら物欲だけかもしれない。他人に振り回されるよりずっといいって思うのは、結構ヤバいんだろうな。
