幸せになりたいけど 頑張りたくない

実家暮らしアラサー女のブログ。「言語化能力を鍛えるため」という大義名分で更新されるが中身はくだらない。たまにコスメ・映画レビュー。

生理に殺される

先日から低用量ピルを飲み始めた。

生理前後に現れるイライラ、倦怠感、落ち込み、眠気と肌荒れを緩和するためである。

二十歳前後から「しんどいなー」と思ってはいたものの、ピルの副作用と毎月かかる費用もろもろがネックで手を出さずにいたがこのままでいたら生理に殺されると感じ白旗を挙げた。

生理期間は一週間と一般的に言われているが、体感時間でいえば二、三週間だ。先に挙げた生理前後に現れる症状が日常生活にとんでもない猛威を奮ってくるのだ。一ヶ月のうち平穏な期間は一週間ほどしかない。しんどい。

子どもがほしい人ならまだ救いがあるかもしれない。子どもを生むために生理があるのだから。私みたいに子どもがほしくない人にとってはただの厄災だ。自分が必要としていないもののために何十年も毎月毎月ありとあらゆるものを崩されるなんてもう耐えられない。お金に換算したら億単位で損してると本気で思う。生理減税制度導入する政治家いたら投票するわ。

 

自分が死んだりこの世からいなくなることをわりとよく考えるのだけど、その時期は生理前に集中している。その時思うのは「死にたい」ではなく「生まれてきたくなかったな」である。

「死にたい」というより「もう生きていたくないし自分のことを誰にも覚えていてほしくない」のだ。

これまでまぁまぁみじめな人生で、かといってそのみじめさを打開するための行動やら努力やらも最早する気力がない。これまでの人生も大したことないしこれからの人生もきっと大したことない。生まれてきたのが間違いだった、もうこの世から消してくれと昨日は本気で思った。閉経するまで長ーーーく生きていくことを考えるとあまりのめんどくささに心底ゾッとする。生きることを肯定的に捉えられないから子どもも欲しくないのかもしれない。

私にとって母親になることは、子どもが一人立ちするまでの長い時間拷問を受け続けるに等しい。母親との関係も良くないからだろうか。母は人の話を聞かずにマイワールド全開で話を進めるからこっちは話したいことの一つも話せない不満がただただ募っていくし、近しい存在とまともに会話ができないと他の人との会話も無駄で面倒にしか思えなくなる。結局わかりあえないなら最初から期待も努力もしたくない。こうやってこれまでの自分の人生のみじめさを全部母に丸投げしたい。本当は誰かに助けてほしい。でも結局は自力でなんとかしなきゃいけない。他人に頼っただけ傷つくのだ、とっくの昔に母に教わった。本当は誰かに話を聞いてほしい。優しくしてほしい。うんと優しくしてほしい。受け入れられたい。認められたい。ほめられたい。抱きしめられたい。全部受け止めてほしい。弱いままの私を肯定してほしい。

 

と、ここまで自分がしばらく前に書いた文章を読んでわれながら病んでるなと思う。原因が生理だけなのか疑わしい。

結局ピルを飲み始めてから緩和したかった肌荒れがひどくなり、イライラも落ち込みも軽減されている実感がない。結構な出費だったんだが。

こうやって毎月じわじわ少しずつ生理に生きる気力を奪われながら死にたいと思いつつなんとなく生きてくんだろうな。どうせ男に生まれていても大した人生じゃなかっただろうけど。